詰将棋作品集「小さな絵」
近藤郷氏の詰将棋作品集「小さな絵」を購入しました。
最初は購入すべきか迷ったのですが、やっぱりほしくなってしまいました(笑)
作品は全部は見ていないので確定ではないですが、短編がほとんど。
一目、という作品はないですが、超難解作はあまりなく作品一つ一つが丁寧に作りこまれているな、と感じました。
この作品集でいいな、と思ったのは、(いくつかありますが)作品が基本発表年代順に並べられていることです。
普通の作品集だと、手数順に並べられていて、作品を解いていてなんとなく違和感を感じたのですが、年代順だと、作者の解説に書かれている作品に対するエピソードとともに、作者の作風や作図感覚の変化を感じることができ、作者の脳内に入り込んだような感覚になりました。
これからは、作品集は年代順に並べることが増えるかもしれませんね。
丁寧に作りこまれた作品とともに、解説、随筆が興味深い作品集です。
ぜひ、購入してみてください。